19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

Shoulders

息を止めて一酸化中毒。赤い塊が赤い火を発して赤い煙を発する。包まれた生物が溶けていく。あの人とあの人に絡まった紐も解けていく。痩けていく何かを見つめながら雨音を聞いてる。隣人が叫ぶ中に静寂の意味を知る。お味噌汁みたいな人間になりたいと思っ…

Blench The World

君の動脈を思いっきり掻っ切って、その血飛沫の中で悪魔のように踊り狂えば、いつのまにか虹が生まれて、あなたはあと30秒で死にますが、それはそれは美しいのかもしれない。つまり痛いと言う感情は美しいということになるわけで、それぞれは皮肉れた感情の…

city girl rmx

ペットボトルの中、水が震えていた。僕の身体の中の血液は震えることなく、緩やかに波打っていた。ここは僕の居場所じゃない。そうして歩みを止めずにここまできた今ですら、ここも僕の居場所ではない気がする。あの子からもらった手袋はどこだ。スラリと思…

Jocelyn Flores

これ食べる?」 あ、うん、てゆうか久しぶり」 来てたんだね、こないと思ってた」 あの子がどうしてもって言うから」 自分の意志は貫く人かと思ってた」 柔軟になったんだよ、」 あの時もあんたもそんなんだったらね」 まあでもあの時がなかったら今もないか…

Thanks

腐った牛乳でクリームパスタが作れなくて、ツナと玉ねぎとトウモロコシを無駄にして、ほとんどないトマトソース無理やり使って、具も味もないパスタを食べて、自分の機嫌を取ろうとスーパーで100円安かったフライドチキンを買って、ついでに買ったチーズにも…

Gum

クリームシチュー飲んで思い出す君な肌 プックラほっぺにキスをして照れる赤 マリファナ吸って君が思い出せない 覚えてる匂いは忘れた誰か 今からコールもファッキン時差 ポップスとラップに出る恋愛観点 寒天みたいに味のない僕ら 煌く松屋の看板暗い朝 興…

俺たちはまた旅に出た

久しぶり、なんの連絡もせんから、元気なんやろうけど、まあ元気か。特に話があるわけでもなくて、まあなんていうか、暇つぶしかもせんねん。てゆうか人生ってどうせそうやんか。というかな、久々に携帯から竹原ピストルが流れてきてさ、お前のこと思い出し…

untitled

わからない。なんなんだろうか、この気持ちは。いい加減わからない気持ちは無くなればいいのに。別に君が嫌いなわけじゃない。別にあの子が好きなわけでもない。ただ君といるとたまに息が詰まったりしてる。そんな時にあの子は今どうしてるかなって考えたり…

Up in the Morning

地球終わりますね。」 地球終わりますね。」 アルマゲドン誰かしないんですかね」 僕あの映画見てないんですよ」 見なくてもオチ知ってんじゃん」 そうだね」 だから見たのと一緒だよ」 そうかな」 あ、そういえば私シックスセンス見たことない」 え、まじか…

魂のむかうさき

ああ、絶対日本にいたら体験できないなあああ、愛してるから憎んでるを繰り返しても意味がないから、そこが嫌いなら勇気を出してやっぱり他の場所を探したほうがいいし、それは逃げではないってことをわからないと!選択肢を広げよう。選択肢を広げるってい…

LIFE STYLE

お昼ご飯食べましたか?」 食べてません。食べましたか?」 食べてません。」 なにか食べに行きますか?」 んー家になにかないんですか?」 カップラーメンならありますよ。」 お、いいじゃないですか。もう外寒いし、それ食べましょうよ」 あれ?あなたそっ…

untitled

とびきりに甘いチョコレートをかじって君とのことを思い出したよ。季節外れの暖かい天気にホッコリした朝に、ここに君がいなくてガッカリしたんだ。楽しいこともいっぱいしたよ、新しいこともいっぱいしたし、でも君と一緒じゃないからどこか物足りなくて。…

そんな夜

秘密ありますか?」 それは言っちゃうと秘密にならないんじゃないですか?」 ありますか?」 もし僕がここであるって言っちゃうと、秘密があるっていう秘密が秘密じゃなくなっちゃいませんか」 ややこしいですね。それはあるっていうことですか?」 いや、あ…

2時間だけのバカンス

右斜め後ろから視線を感じる。多分あの子だ。クラスで一番可愛い女の子。私とは正反対の子。ずっと見てくるから鬱陶しい。なんで私を見るんだろうか、壁の花化した私を見て楽しいわけがない、多分あの子は私のことをバカにしてる。あの子には友達もたくさん…

POP VIRUS

多分あの悪い人にも愛した人がいて、あの良い人にも多分憎んだ人がいて、そうすればみんな同じなんだって、ふと思って僕はバイオリンとギターの森の中でイヤホンを取って現実に戻る。すれ違った手のひらは徐々に踊りに姿を変えて、ワイヤレスの関係の僕たち…

空洞です

夢だった。起きたらそこには何もなくて、今まで体験したことが全て夢だったと気づくには少し時間がかかった。幼稚園から小学校、中学生でいじめられて、高校になってセックスをして、退屈な大学生活を過ごしてた時、トラックが右からブレーキをかけることな…

Fake

キーボードの文字が浮く。鍵盤は白黒から徐々に変化を見せて、インスタグラムのコメント欄を華麗に染めていく。超えていく空を、赤い光が。謎の倒置法で君が笑って、君にもう一度会いたくて君の鞄に意味のわからない詩集を入れて。もう一度会ったならば、意…

Pride

三日目の朝。外は晴れで、僕の心は曇ってて閉じたカーテンに拒絶された光が、隙間からもやめない自己陶酔に、昏睡状態の僕が送るふりしてビリビリにするラブレター。四日目の朝。それでもやはり出なくちゃいけなくて、それは生きているということであって。…

untitled

俺お前が自殺するの止めへんで」 どうしたんいきなり」 いや、なんとなく」 ありがとう」 ありがとうなん?」 いや、なんとなく」

memo

若い頃に覚えた何かを僕たちは忘れていく。そして残ったものがその人となる。なら若いうちに面白いことをたくさん知っておかないと。何も知らない若者が、それでも持ってる何かを忘れるなら何も残らないが、沢山のことを知っていれば選択肢が広がってその中…

untitled

You see me as a weed 君と俺がいれば良いよ 道通れば帰路 生き残れば死亡 干からびたミミズ 名古屋で探す駐車場 傾く6の文字 諦める喫茶店 遅いメモ帳 dodoからdaichi Yamamoto 速い女子高生は速い 呆れる地質調査 言いくるめたサラリーマン めっちゃ潰れて…

ナイトクルージング

暗闇。ああ私は一人になれる。暗闇。ああ私は独りで生きていける。台風のおかげで停電になって、電気はつかなくなって、人々が不便を強いられている。それはあくまでも自己的で利己的な強迫観念によるものであり、私からすればそれは駅に転がるガムの包装紙…

untitled

僕有名になりたくて、自分には何か才能があると思ってたし、文章書いてそれでお金もらいたいなって。でも他人の目とか気になるし、コソコソやってて、まあそんな感じだと誰も読んでくれないし、本当少ない数の人しか読んでくれなくて、もうなんか文章書くの…

僕の果汁

狂ったふりをしても結局意味がない。ほんとはもうなにもしたくない。退屈も暇も忙しいも学校も仕事も恋人も友達もそうじゃないもそうだよも要らない所に行きたい。生きてる限りそれは必要だから結局はyoutubeを見て今日じゃない今日を過ごす。ズットズレテル…

つよがりのゆくえ

バイト先に辞めるって言ったの?」 言ってない」 なんで?もう辞めるまで1ヶ月もないでしょ、」 そうだけど、まだ3ヶ月しか経ってないんだよ」 だから初めから正直に話して起きなさいって言ってたでしょ」 正直に話したら誰も雇ってくれないんだよ」 それは…

角部屋

昨日の夜に明日は少し早起きをしてシティに行こうと決意したハズの目覚ましが息を吹き返す前にそれを阻止する。毎度の決意は毎度の怠惰によって粉々に砕け散る。日が天窓から差し込み、優しさと情熱の狭間に起こされる。髪の毛はありえない角度にありえない…

Sincerity Is Scary

あああああ何も書く気になれません。じゃあべつに何も書かなくていいんだよって、まあそういうことですよね。でもね、何か書いてないと死んじゃうんですよ、僕、多分。そんなことで人は死なないよって、そんなのわかってるに決まってるだろ、なめてんじゃね…

琥珀色の街、上海蟹の朝

君に会った後の胸のざわめきを聞きながら(本当は聞きたくもないけども)ショートホープを吸いながら、短い望みなんてすぐ消えて、明日は君と何しようかを考える。幸せは短い。そう長く続かない。こんなこと昔から知ってたのに、君と会ってると毎秒同じことを…

Untitled

君と僕が一晩中踊る。頼りない一つのライトをたよりに足元をフラつかせながら、ウイスキーなんて飲みながら。青色の海の中を輝く星たちを僕たちが置き去りにしながら、2人で甘いチョコパイ食べながら、ああ幸せ、幸せだなあってまるで加山雄三みたいに。この…

Sweet Memories

ちょっと酔ったから言うけど、俺あの時先輩のこと好きやった」 え?」 高2から高3まで」 でも彼女おったやん」 彼女いた、でも先輩ステキすぎて敵わんなって思って、はなから諦めててん」 そうなん」 わかるよ、先輩今俺のこと情けないって思ったやろ」 うん…