19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

琥珀色の街、上海蟹の朝

君に会った後の胸のざわめきを聞きながら(本当は聞きたくもないけども)ショートホープを吸いながら、短い望みなんてすぐ消えて、明日は君と何しようかを考える。幸せは短い。そう長く続かない。こんなこと昔から知ってたのに、君と会ってると毎秒同じことを考えてしまう。ああ、世界はなぜ丁度よくならないんだろうか。明日は君に6時間だけ会える。雨はどんどん降ってくる。けど君といると自然と天気は晴れて僕たちはこれを僕たちの力だと信じることをやめず、先のことは何も考えないで、ホールケーキのイチゴをふたりじめして、電気を消しながら灯りを消す。今年も花火をしよう。当たり前だけど、来年も再来年もそうしよう。僕たち自身が変わったとしても、僕たちは変わらない。そう信じない僕も、それを信じてる僕もいるけど、信じたい僕しかそこにはいない。ちょっと強いお酒を飲んですぐに寝たけど、君の隣にいたからすぐに寝たんだと思う。しばらくはこうして夏にしか会えないけど、それもこれからの人生の長さを考えたなら一瞬なハズだ。人生は一瞬だ。なんて二十数年しか生きていない人が口にするし、仮にそうだとしても、そうじゃないとしても、僕と君はずっと永いと思う。どうでもいいけど、君の水着は最高にセクシーだった。あの日そこにいた誰よりも輝いていたし、その隣にいた僕も輝いていたはずだ。さて、明日は何をしようか、僕はプラネタリウムに行きたいな。