19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

Qamisama

夜ばかりが眩しい。日光は辛い。なのに僕は日光が好き。僕は本当のことしか言わない。という嘘をつく。明日は晴れればいいな。雨でもいい。それは夜更け過ぎに雪へと変わるだろうか。もしそれがそうなれば、僕は誰と一緒にそれを眺めたいだろうか。ビリーも森七菜も19歳だ。僕は二十歳。もう少しで21になる。ああ、年始のMステに出ようかなあ。そうしよう。人気ロックバンドのベースが僕です。宜しくです。

聞き飽きた山下達郎。でも実際はそんなことはない。誰かが嫌うクリスマスに、僕は幸せを感じる。時代遅れのプロデューサーはダサいものを作っては権力だけで、世に送り出す。僕たちはそうして誰かに操られて生きているのだろう。今僕が聞いている音楽さえ、社会が作った価値観の上で楽しんでいる。それを知った上でも僕は社会の手のひらの上で踊ることをやめない。こんな一見無茶な、だけど実は本当の説を信じるならば、僕が君を好きだということも、社会の仕組みの一部なのだろうか。僕はそれでもいいなと思った。と、いうのは少しありきたりだろうか。だけど君とならありきたりでもいいのだろう。雪が降ってきて、これは積もるかなとも思った。こんな街で積もった雪なんて綺麗なはずはないのに、少しばかり僕はそれを楽しみにしていた。