missu

P.M. 6:16

油断してると涙が出てきそうになる。もう本当は思い出したくないあの日の記憶。彼が私の隣で笑って、私はそれをみて感じた胸のざわつきのこと。ねえ神様少し私の記憶を奪ってよ、電車が私を家に送り届ける前の間だけ。

P.M. 6:16

あーなんとなくそろそろ飽きてきちゃったな。夕日がホームを照らす時間、それにつられて伸びていく影を見て、心の中のあくびを噛みしめた彼との時間を思い出してる。

P.M. 6:16

彼のいいところ100個あげても足りないくらい。小学生の頃、足が速いから好きだったあの子の事と彼のことを重ねて少し笑ったりもしてる。たまたま入ったカレー屋が美味しいのもきっとある意味で運命のイタズラね。

P.M. 6:16

彼が考えてること1から10まで全てわからない。前はそういうところが好きだったのに、今はなんだかムカつく。好きじゃなくなったわけじゃないけど、もうなんか大好きじゃないのかも。

P.M. 6:16

私自由が好きなの、やっぱり。彼もなかなかいい男だけど、私を独り占めするには勿体ないくらいだね。私に足かせは要らないから、今は大切とかそういううんぬんかんぬんほっといて、遊びたいだけなの、だから本気にならないでねボーイ。