19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

I Can Take it (Bitchになった気分だぜ)

僕は君が思うような男じゃないし、君も僕が思うような女じゃないだろ。君が言ってた通り京都タワーが車窓から見えたよ。夕陽に照らされてた僕は大丈夫を上手く繕えてたか不安になって、それをそれが代弁してるように見えたよ。僕本当は全然優しくないし、ヒトデナシみたいな人間で、君にそれを見抜かれた気がする。51分あるアルバムを聞いて帰るって決めて、電車の中は空っぽなのに蜜だね。ああ、やっぱり強欲だね、若いやつっていうのは。もうなんならいっそ思いっきり傷ついてやろうか。なんならもっと俺を傷つけたらどうだい。ああ、心の中のメンヘラよ、治れ。少しばかり冷静になれ。この気持ちはどこに、誰に、ぶつければいいのだろう。ああ、少し冷静になろう。ああ、もうケーキを食べてもコーヒーを飲んでも君のことを思い出すであろう。透けて見えてたんだろうな僕の下心。内気なことも、無口な音も、もう元も子もない愛情。あらら、運命なんて思っちゃってた馬鹿な頭の中が微生物を駆け巡って、僕の胃を蝕んで。無理なんて言わないで、聞かないで戯事。賭け事をしてるわけじゃないけど、お金で買えないものが欲しかったのに。お金は人を狂わせるって言うけど、それは君がそこにいたからなんだよ。