19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

Devotion

今日は家で一人さ。ここには誰もいない。

退屈なんだ。いい意味で。だから君からの電話が欲しい。ここから僕を、現実に囚われた僕をどこか遠くに連れてってくれるような、君からの連絡が欲しい。

2年ぶり4年前の答え合わせはいつになく曖昧なまま、君はいつに泣くのか。

君との生活が見えない。だから少し遠くて少し危ない友達がいいと思う。

薬局の前には早すぎる花火。でももうそんな季節なのか

君の人差し指、包丁の切り傷、私のよりだいぶ浅い。

朝顔と紫陽花、エレベーターとエスカレーター。

ちょっといいビールを買うために6軒回るスーパー。

おかなちゃんの動画を見ながら、豚キムチを食べて、相棒にはお望みのビール。

千二百円で買うフィルムとタバコ。

少しの贅沢が愛しい。

曲を流すと犬が食べてる音が聞こえない。から鈍い音を立てながら再生ボタンを二度目と押す。

カジュアルな君のくるぶしとフォーマルなその笑顔にレモン味のジュースを重ねる。

靴紐が解けても何故か間に合っちゃうパーティー

僕や君をチンケなエモの感情の中にうずめないでくれ。

君の可愛いに重さはない。安いだけの言葉。甘いだけの言葉は光る。つまり要らない。

もう君のいうことには従わないようにした。そうやって自我を保ってる。だけどそれは逆説的にやはり、君に操られてるということで。

もういいよ、一思いに無茶苦茶にしてよ。ほらまた背中を向けるんじゃん。そんなんだからもう私はメリーゴーランドをただ眺めるようになっちゃうんだよ。