19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

Tomodachi(Yoru)

君のこと好きなんて嘘。のつもりだったけど、未だに君からの返信を待ってる夜。ああそろそろ解決されてるかな、この謎の回線問題。今回ばかりは大目に見てあげますねってマスクしたお婆ちゃん。よちよち歩きで未来を予知してるみたいな存在が神々しい。僕はいつも海辺でタコのフリしてるけどそれは土から生まれた存在を、僕が僕を形成する要因としては不十分な愛を全て空の彼方に捧げてる。それはまるで君がキンキンのグラスにビールを注ぐ情景と同じで、それはつまり夏の初恋とその翌年の秋の失恋に似たような感覚なわけです。

かけらを拾い集めましょう。貝を拾って穴を開けて、耳と貝を繋げれば、あなたはもうそれはそれはビューティフルな海になります。僕は金槌だからあなたの前では無力で、どんどん溺れちゃう。ボコボコ。泡泡慌てちゃう君の前じゃ。たどり着いたのは海の底。酸素ボンベは遠の前にそこを尽きた。だからあとは死ぬのを君の目を見つめながら待ってるだけ。かけがえのない存在。君は僕をぞんざいに扱って、熱かったって君のカカト。どうせならもっとおいでよ。ひじで僕の歯を砕いて食べて欲しい。

君が嫌いなタバコ吸っちゃう。ごめんね。許せ。この世界の全て。