19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

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信じるか信じないかはあなた次第。人間の皮が溶けて、覗くのは赤い目をした獣か、それかそれ以外のものか。誰も信じられなくなってからが本番なのか。さっきまでの甘いみかんは徐々に腐っていきながら、僕の身体をじわりじわりと蝕んでいく感覚。歩幅を変えずに歩いてると、誰かが近づいてきて罵声を浴びせて何処かに去っていく。でも聞いてる曲は平和を歌っている。全ての食い違いは価値観の違いで済まされ、もうこれ以上あなたに近づくことも遠ざかることもできない。知れば知るほど不自由になり、何もない空間を彷徨うだけの亡霊のようになる。寂しさや悲しみの温度を超えて苦しみや悶絶の類になる。インスタントのポルノじゃ解決できないものに目を背けてこうやってキーボードで文字を打つ。世界はいずれ人間を必要としなくなるし理由がないと人とは会わなくなる。僕も昨日の僕と違うし、二秒前の君も君ではないし、そんな不確定で危なっかしい人間という生物は自分一人で十分な気がする。誰も信じない自分が少し汚く感じるけど、それが資本主義社会の成れの果てだとも思う。