19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

Lily

まあ言葉使うよりも絵文字が便利です。言葉も結局文字の羅列でそこに感情なんてものはなくて、感情を再現しただけの陳腐なものなんです。

まあこの僕たちの武器が文明の発達にどれだけ貢献したかは置いておいて、いずれ文字は消えていくと思います。

文字が書けない読めない人も戦前や戦後すぐの時代にいたように、未来の人はテレビ電話や映像、音声データの発達によって、めんどくさい文章を読むことがなくなります。

無駄をなくした人間はまた新たな無駄をつくります。

そしたら今ある映画やテレビも無駄になって、次は新しい何かが、映像や音声が文字に変わったように、映像や音声に代わる新しいもの例えばテレパシーなどの技術が開発されます。

すると、あれま、手紙という概念はとうの昔に亡くなるから、郵便局は潰れて、それからそれに付随する色々な会社が潰れます。人間は実際に外に出ることはなくなり、カプセルに入った人間たちがそれぞれの空想世界を作り空想人間たちを操作して、それぞれの世界を作り上げていきます。しまいには「もの」という概念も無くなります。

そんな未来である人がこれまでになかった「もの」という概念作り出して、「文字」という画期的なものを作ります。

多分そんな繰り返しの中に僕たちは生きています。それが別にどうとかそういう話じゃないですが、春の夜は未だに寒くて、少しばかり誰かのことを考えたりもします。