19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

透明少女

それでも結局空。空は青くて木は緑。コントラストが美しくて、穏やかな気持ちになり、足に感じる軽い疲労感が罪。君がくれた淡い期待に、だけど重ねれない未来。すぐそこにあるサマータイム、まあだけどどうでもいいか。結局は空。空っぽって意味だよ。だからそれにも意味はないんだよ。カビキラーに殺されるカビも、コロナにやられちゃう私たちも、小惑星が落ちてきて消滅する地球も。意味がないから、私たちは意味を見出そうとするし、ヤッケになったり、ハイになったりして日常を過ごしていくんだよ。君がギター片手に歌うラブソングも、償いの花束も、昼から飲む罪悪感のアルコールも。求めないことで人生は豊かになる。それは知ってるけど、求めちゃうよ、やっぱり。生まれた頃には当たり前に大量生産大量消費だったんだし、インターネットは当たり前だし、一生かかっても処理できない情報ばっかの世の中で、意味を探さないなんて無理だけど、こんな私はそうして生きたいんだよ。生きたように人は人になるでしょ。もう理屈とかそういうのに飽きちゃったんだよ。人生一回キリでしょ。もう言われ飽きちゃったけど、それはやっぱりそれぐらい大事なことなんだよ。私まだ二十歳で、心は17歳くらいだから失敗も許容範囲なのよ。