19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

忘却

緑の中猫背になる時を思う。力が抜けて内に眠る自分の記憶を呼び起こす。忘れた記憶と隣り合わせに息をする。空にはなにもなく、自由の意味がする。泥濘んだ地面が私を楽しくさせる。人がいる所には出来るだけ行きたくなくなる、だから行かない。進んでは戻ってを繰り返す。自由を感じる。マリファナより、アルコールより私はこの感覚にアディクトする。誰かといるときはもちろん、最近は一人でいる時も自分じゃない心地がしてた。俺はずっと気取ってたい。憤りを感じる毎日にも血が通う。火曜が過ぎた水曜は金曜が来るまでの、暇つぶしまでの暇つぶしだ。世界は変わらないし、自分を変えることもできない。だけど自分を知ることはできる。新しい自分を知れば世界はより大きくなって私を覆う。不確実な確信に向かって進む足がふらつく。それでも前に進む。いずれは帰る場所にたどり着く。疲れてベッドにもたれるだろう、ドスン。でもまだ私はここにいる。君と同じだ。丘の上からの景色はいいけど、一歩踏み外すと落ちちゃうし、風が強くて寒い(夏はいいのかも)。地面はいくら走っても転んで泥んこになって楽しいだけで終わりだから、夏に残るビーチサンダルみたいにそれはそれで楽しい。