19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

Sympathy

この春から外国に来たの、大学に入るために今は語学学校に通っているけど、期待とは裏腹に大したことはない。別に何かが自分の中で変わるわけでもないし、毎日派手な生活なんてしない。友達なんてできない。そんなに仲良くもないのに気軽に”兄弟“なんて言い合う人達とは仲良くなれそうもない。別に好きで孤立してるわけじゃない、でも大人数でいると息が詰まる、だから一人。

朝は学校が始まる20分前に起きる。若いから化粧には時間なんて要らない。でも服が好きだからそれには時間がかかっちゃう、別に誰に見せるわけでもない、私が上機嫌でいるための私なりの工夫。そこから授業を受ける。授業は面白かったり面白くなかったりだけど、携帯の世界よりかは面白く、私が望む世界よりかはつまらない。他の子達はつまらないって一言で片付けるけど、なんか勿体ない気がする、それは自分で自分のことをつまらない人間って言ってるみたいで、なんだか可哀想に思う。休憩時間は外に出てタバコを吸うから晴れの日が好きだけど、小さい頃は雨の日が好きだった。雨の日のためのプレイリストをかけて雨の匂いを嗅ぐのが落ち着いたから。

最近こうしていい加減に過ごしてきた毎日も振り返ってみれば大きな自信となって返ってくるのだろうかと考える。人生は、、なんて言うと大げさだけど、毎日晴ればっかりじゃないし、雨ばかりでもない。晴れでも雨でもない日が続いたりもするし、晴天の日もあれば、晴れだけどちょっと雲がある日もあって、小雨もあれば、豪雨だったりもする。そういう形容できない感情が毎日心の中でグルグルしてて、そんなことを考えながら呑むタバコはおいしい。まあでも結局一人が好き、多分私、独りではないと思うから。

 

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