19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

風をあつめて

僕1年間イギリスに留学してたんですけど、その間友達ずっと居なくて、いやまあ厳密には居たんですよ、クラスで毎回隣に座る子とか、提出物のことで分からんことあったら聞く子とか(まあ毎回その子が僕に聞いてきてたんですけど、)、でも僕その子たちのこと全然好きじゃなくて、嫌いでもないし好きでもないから、ずっと惰性の日々が続いてて、でもこの環境をずっと変えたいって思ってて、変わるわけないのにちょっとだけの期待をして街に散歩に出かけたんですよ、なんかすごい人に出会えるかなって思って、でもそんなん出会えるわけないじゃないですか、てか出会えたとこでどうにもならないってわかってたんですけど、で、それで川が有名な街だったからずっと川沿い歩いてて、ふんじゃあなんかお洒落なコーヒーショップとか見つけて、別にそこでコーヒー飲むとかじゃないんですけど、そうやって見つけることが段々楽しくなってきて、気づけば大阪で言ったら天王寺から難波ぐらいまで歩いてたんですよ、ほんとに気づいたらって感じで、心地よかったんですよね、で、まあその時に気づいたんですけど、多分こうやっていっぱい歩いて綺麗な景色も見てなんかフワフワできたのって多分一人だからなんだろうなって、なんかそれまでは寂しかったんですけど、それからは一人の気楽さに面食らっちゃったんですよね、でも僕が言いたいのは日本にはそういうのをできた友達がいたってことなんすよ、あいつらといるのも一人でいるのも全然変わらないんですよ、それって凄くないですか、多分空気が合ってるんですよね、なんか空気だと思うんです、人間関係、色々価値観がどうとか趣味がどうとかいうじゃないですか、いやもちろんそれも大事なんでしょうけど、そういうの全部含めた空気感なんで、でも価値観合えば友達になるわけでもないし、価値観違ってもそれが面白くて友達になったりするじゃないですか、でもその空気が何を表してて、どっから醸し出されるのかとかも分からないんで、

 

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