19になった

ドキュメンタリー・アンド・モキュメンタリーブログ

If I Die Tonight

好きな道を歩いてる。曲がり角を右に曲がればドーン。多分銃声よりでかい音が頭の中で鳴る。視界は徐々に暗くなっている。記憶が数十秒飛ぶ。目を覚ましても、何も見えない。音はガタガタとなっている。窮屈さを感じて、今まで見たもの聞いたこと全て思い出す。一つの可能性は車のトランクの中。口には布を詰められて、足と腕は縛られてる。映画で観たようなシーン。だけど主人公はマッチョのナイスガイじゃなくて私。あー終わったわ。もうこれ終わりだわ。頭で思う。絶望。もう別に死んでもいいやって思ってた日々はどっかに消えちゃって、生きたいと言う代わりにただ言葉にならない音を叫ぶ。車が止まる。

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理解できない言葉が聞こえて体が凍える。

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何か話しかけてくるけどわからない。

地球にある言語ではないような音だった。

頭の中にギンギンギンという音が響いて、再び気を失う。

目が覚めたら人が二人たっていて、私を見下ろしていた。

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気付いたら私は土の中にいて頭だけが外に出ている。もがこうにも手足は縛られたままで。

二人のうち一人がスコップのような何かを持ち上げる。そして勢いよく真下に振りかざして、鈍い音を立てる。それも何度も

もう今更感覚はなくて、目の前をすぎる赤い血をみて実感を得る。